プロ野球選手ってすごい
高校野球も大好きだが、シーズン通してテレビ中継があることを考えると、プロ野球の方が身近に感じられる。
ジャイアンツの調子が悪いときは、
誰々が最近全然打てないじゃん とか
先発が5回まで投げられないのはないわ とか
ついそんな気持ちになってしまう。
チャンスで出てきて三振する代打に、しっかりしろよ、と言いたくなってしまう。
でもたまに気がつく。
年間通して野球をし続ける選手たち、ほんとうにすごい。
動作は同じ
選手が積み重ねている練習は、
きっとランニングから始まり、ストレッチ、キャッチボール、素振り、などなど
基本的な動作としては、私たち一般人でもできることのはずだ。
野球をやったことがあれば、キャッチボールもそこそこできるし、素振りもある程度できると思う。
レベルが到底違うことはもちろんわかっている。
ボールの回転数やスピードもまったく違うだろうし、スイングスピードだって全然違うはずだ。
そもそもボールが軟式と硬式で全然違う。
草野球とプロ野球なんて比べるものではないし、違うスポーツだと言われるくらいかもしれない。
でも、自分が少しだけできることだからこそ、プロの選手たちがいかにすごいかを実感できるように思う。
すごさがわかるのは、具体的に比べられるから
自分がやったことのないスポーツのプロの選手を見ているときの「すごいなあ」という感じは、
かなり漠然としている。
「フィギュアスケートのスピンであんなに回れるってすごい」
とか、
「ラグビーって変な形のボールなのに蹴ってまっすぐ飛ばせるってすごい」
とか。
おそらくこの程度の感覚は、
そのスポーツをやったことがある人であれば、たぶんわかっているんだと思う。
「スピンで回ることはできるけど、あの回転のスピードはすごい」
とか
「あの位置から蹴ってあれだけの距離を飛ばすってすごい」
とか
「すごい」と感じる部分がもっと具体的になると思う。
野球をみていて「すごい」と思う部分は、
自分が、その初歩の初歩の初歩の初歩くらいの段階のことならできるからこそ具体的で、
身近だけどめちゃくちゃ遠く感じられるんだと思う。
もっと練習したいなぁ
めい⚾︎
